プロフィール
個人名 (【】内は出席番号)
結成:2009年
所属事務所:スターダストプロモーション
キャッチコピー:永遠に中学生
曲紹介・MV
今回、”ONE TAKE ONLY, ONE LIFE ONLY. 一発撮りで、音楽と向き合う。”をテーマに掲げるYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で私立恵比寿中学が披露したのは4thフルアルバム「エビクラシー」に収録されている1曲『なないろ』 。
↓ MV
『なないろ』は過去、私立恵比寿中学とレギュラー番組で共演し『U.B.U.』『頑張ってる途中』を提供した池田貴史(レキシ)が作詞・作曲を担当した曲で、ミュージックステーションでも披露した。
松野莉奈へ向けた歌詞と前向きな明るいメロディが元気づけてくれるこの曲は、私立恵比寿中学やエビ中ファミリー(ファンの呼称)にとっては大切な1曲になっている。
感想
歌い出した途端、画面の前でボロボロ泣いた。
「泣くつもりなかった」と言えば少し変だが、湿っぽくではなく久しぶりの6人をファンとして笑顔で迎え入れるつもりだった。
笑いながら泣いていた。
「THE FIRST TAKE」に合わせて、原曲のノリのいいバンドサウンドではなく、ピアノのみのアレンジに。
ここで完全にやられましたね笑
ピアノサウンドのみにしたことで、6者6様の声が聴覚にダイレクトに伝わってきて、にこやかな表情が視覚にダイレクトに伝わってきて、その思いが伝わってきて嬉しかったのが素直な気持ち。
一番驚いたのが、安本の歌声があの時のままだったこと。
しばらくブランクが空いているのにも関わらず、飾らないまっすぐな歌声が洗練されていて、「またこの声を聴かせてくれてありがとう」って思った。
自分が私立恵比寿中学のことを知ったのは2015年ぐらいで、あれから6年経ったけど「king of 学芸会」を掲げてパフォーマンスしていた元気な少女たちが、波乱万丈乗り越えて、しっとりと優しく歌い上げれるお姉さんになるとは感慨深いし、ファン冥利に尽きるなと。
ただ凄い大人びたのに、最後の「緊張した」で一気に子どもに戻ってわちゃわちゃしているのを見て安心。
それでこそ私立恵比寿中学だと思った。
↓「THE FIRST TAKE」を見た人は、このインタビューも合わせてどうぞ。
「6人」の私立恵比寿中学
今回、安本が復帰して久しぶりのパフォーマンスに緊張しながらも最大限の歌声を披露できたのは、私立恵比寿中学が常に「6人」を守ってきたからだと思う。
7月15日に公開された予告編で1ラリーだけのやり取りがとても印象的だった。
メンバー「おかえりなさい」
安本「ただいま」
この「ただいま」は一番待っていた言葉で、ファンもメンバーと同じ気持ちで迎え入れたに違いない。
私立恵比寿中学は安本が休養している期間、ずっと「6人」の居場所を守ってきた。
ただ安本の復帰を待っているわけではなく、常に「6人」であることを感じさせるパフォーマンスを披露してきた。
2月から3月にかけて開催された全国ツアー「私立恵比寿中学 Best at the moment series『6Voices』」を観に行って、各メンバーにフィーチャーしたブロックがあったライブで、きちんと安本のブロックもあって、そこにはいないけど声があって。「イエローライト」のMVでは歌詞を書いて。
見た目は5人だが、常に「6人」で活動していたのが印象的だった。
だからこそ
メンバー「おかえりなさい」
安本「ただいま」
この短いやり取りに最大限の温かみを感じられた。
私立恵比寿中学、スタッフ、ファン、全員が心待ちにしていた言葉と笑顔だった。
星名の怪我も安本の大病も6人で乗り越えて、迎えたTHE FIRST TAKE。
私立恵比寿中学にとって一番大切な曲を一番大切な日に圧巻のパフォーマンスで披露した。
7月16日は特別な日。
サムネイルで星名と柏木の間を通る1本の青い線に、このパフォーマンスはきっと届いたに違いない。
これにて"「6人」のebichu pride"は一区切り。
果たして"「9人」のebichu pride"はいったいどんなものになるのか?
本当に、本当に楽しみだ。
(文:つちへん)
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