プロフィール
個人名 (【】内は出席番号)
結成:2009年
所属事務所:スターダストプロモーション
キャッチコピー:永遠に中学生
エンターテインメントへのしわ寄せ
9人組女性アイドルグループ・私立恵比寿中学は5月7日、グランキューブ大阪がコロナワクチン接種会場に指定されたことを受け、6月12日に同会場の大ホールで開催予定だったワンマンライブ「私立恵比寿中学 Concept Live 〜MOVE〜」の会場が神奈川県のカルッツかわさきに変更となったことを発表した。
6/12大阪公演ですが、予定していた会場が、新型コロナウイルスの大規模接種センターとなったため、会場をカルッツかわさきに変更させていただくことに致しました。
— 私立恵比寿中学(エビ中) (@ebichu_staff) 2021年5月7日
大阪公演のFC先行受付は無効とし、再度改めて受付いたします。ご了承ください。
詳細はこちらhttps://t.co/yuu3LOaHuN
大阪で予定されていた公演が神奈川での開催に変更されたことに対し、「大阪の別の会場にできなかったのか?」と一部疑問の声も上がったが、緊急事態宣言が発令されている中、1ヶ月前に急きょ同規模の会場を抑えるのは難しいため「仕方がない」と同情の声が多数を占めた。
昨年から全国各地でコロナウイルスが蔓延し、人々の日常を奪ってきた。
経済への影響も大きく、各業態で失業や倒産が増加した。
その中でも、エンターテインメント業界は特に被害が大きい。
ライブの中止・延期が相次いだことで、収入がほとんどなくなり、その上会場のキャンセル料を支払わなければならないなど、赤字に追い込まれるケースにまで発展した。
エンターテインメントはどちらかといえば「不要不急」に分類されるため、世間からの目線は冷ややかで、政府の対応も十分とは言えないものだった。
今回の私立恵比寿中学のように、ライブ会場がワクチン接種会場になったため変更を余儀なくされるというのはレアなケースだろう。
しかし、政府としても大規模なワクチン接種会場を用意するために、今後もライブ会場を確保せざるを得ないかもしれない。
大阪府ではグランキューブ大阪に加え、同じくライブイベントが多く開催されるインテックス大阪もワクチン接種会場として使用することが発表された。
人命が最優先なので致し方無いことではあるが、またしてもエンターテインメントが追いやられる形になってしまうのだろうか。
(文:つちへん)
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