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TEAM SHACHI、新曲『HONEY』で見せつける”大人っぽさ”

プロフィール

グループ名:TEAM SHACHI (読み:シャチ)

旧グループ名:チームしゃちほこ

 

個人名(写真左→右)

  • 坂本 遥奈
  • 秋本 帆華
  • 咲良 菜緒
  • 大黒 柚姫

結成:2011年

 

所属事務所:スターダストプロモーション

レーベル:unBORDE

 

 

曲情報・ライブ映像

2020年5月5日、名古屋発ラウドポップアイドル・TEAM SHACHIがデジタル両A面シングル『HONEY / AWAKE』をリリースした。「HONEY」は、小出祐介Base Ball Bear)が約7年ぶりに作詞で参加。「AWAKE」は「グラブジャムン」「ROSE FIHGTERS」で作曲を担当し、TEAM SHACHI楽曲に編曲として多く携わる山森大輔の作曲だ。

 

『AWAKE』ライブ映像


www.youtube.com

 

 

前書き

昨年の大晦日にリリースされた『JIBUNGOTO』以来、約5ヶ月ぶりにリリースされた今作。
ラテン調のアダルトな雰囲気が漂う『HONEY』に対し、ラウドとポップを上手く両立させたテンポの速い『AWAKE』

対極ながら、どちらもTEAM SHACHIの魅力が存分に詰まった楽曲となっている。

この記事では『HONEY』に重点を置いて好きな点を書いていく。

(『AWAKE』についてはざっくりとこのツイートにまとめました。)

 

大人っぽさ

HONEY』を最初に聴いて思ったのは、やはり「大人っぽさ」だろう。

チームしゃちほこ時代はアイドルらしい「カワイイ」のイメージが先行し、TEAM SHACHIになってからは「カッコイイ」イメージに切り替わってきた。

その「カッコイイ」の中にラテンやR&Bの要素が盛り込まれた曲が来ることで、これまでにはなかった大人の色気が醸し出されている。

また小出祐介の歌詞もTEAM SHACHIの「大人っぽさ」を引き出している。

小出祐介の所属するBase Ball Bearの楽曲は「青春」が一つのキーワードになっており、甘酸っぱい歌詞がイメージとして強い。事実、アイドルネッサンスではそのイメージと合致し、大人と子どもの間の感情を上手く表現することに成功している。

ただ、「青春」にコンプレックスを感じている小出の歌詞は甘酸っぱいだけではなく、どこかその奥に苦しみや嫉妬といった複雑な感情を感じさせる。

HONEY』では甘ったるい感情とは裏腹の苦い現実という大人の恋愛が舞台になっている。

一筋縄ではいかない恋愛の複雑さが、TEAM SHACHIの「大人っぽさ」を引き出しているのだ。

 

シャンプーハット』『Chérie!』など恋愛をテーマにした楽曲はあったが、「大人っぽさ」を前面に押し出した楽曲はこれまでなかったように思う。

HONEY』では年月を重ねる中で獲得した「大人っぽさ」という隠し持っていた武器を惜しみなく披露している。

 

 

言葉遊び

HONEY』の歌詞はコロナ禍における人との物理的、あるいは心理的な距離感や状況の変化におけるすれ違いがテーマになっている。

そのため、コロナ禍に関するワードが散りばめられている。

  • こころのマスク外して
  • "ミツ"になりたい
  • distanceでShall we dance?

(正式に歌詞が掲載されていないので、表記はコチラで解釈しています。)

『JIBUNGOTO』も『HONEY』同様、コロナ禍がテーマになっているが『JIBUNGOTO』はもどかしさを歌っているのに対し、『HONEY』では上手く絡めながらあくまでも人と人との関わりを歌っている。

これはどちらかが良い悪いというわけではなく、同じテーマにもかかわらず、全く違ったジャンルの曲になり得るのは発見だった。

さらにチームしゃちほこ時代に作詞を担当した『colors』の歌詞「僕たちの色色」も盛り込まれている。

そういった言葉遊びもリスナーをワクワクさせる。

HONEY / AWAKE

HONEY / AWAKE

  • 発売日: 2021/05/05
  • メディア: MP3 ダウンロード
 
HONEY / AWAKE - Single

HONEY / AWAKE - Single

  • TEAM SHACHI
  • J-Pop
  • ¥509

 

 

まとめ

秋にフルアルバムを発売するTEAM SHACHI。

『SURVIVOR SURVIVOR』『MAMA』→『JIBUNGOTO』の流れで、てっきりラウドに寄ったカッコイイ路線で来ると思っていたのだが、いい意味で裏切られた。

収録曲はまだ発表されていないが、いろんな側面が見られるのではないだろうか。

秋が待ち遠しい。

(文:つちへん)

 

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