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私立恵比寿中学『イエローライト』歌詞 - ”エビ中第三章”へのテーマソング

 

 

歌詞

 

『イエローライト』

 

アーティスト:私立恵比寿中学 

作詞・作曲:田村歩美(たむらぱん)

 

ちょっと待って あなた
ちょっと待って わたし

 

サーチライト 照らせない
もどかしい マリオネット
ホーリーナイト 眠れない
夜にも 慣れたみたい


重ねた 時から 時間は 動き出す
束ねた 文字から 夢は今日 昇華した

 

点滅してる 赤と青の間
怖がらないで 立ち止まるイエローライト

 

最高だよって笑うため
わたしは足踏みしたりするんだ
大丈夫だよ そこに必ず意味があるから
信じてイエローライト

進める時が 進める時さ
答えを乗せてどこまでも

 

それでも 気持ちは 毛頭収まらない なら
これも それも あれも どれも
みんな願っていいんだよ

 

永遠という 置き場のない言葉
諦めないで 抱きしめるイエローライト

 

残酷そうにはにかんで
心の隙間が気にかかるんだ
月が落とした 木漏れ日なのか
星の数ほど輝くイエローライト

信じる時が 信じる時さ
祈りの声を聞いていた

 

どくどく鳴っているんだよ さわぐ血汐が
どきどき鳴いているんだよ わたしの中で
もう せかせか世界を 分かってはいるんでしょ?

動き出し 立ち止まり 動き出す

エローライト

 

最高だよって笑うため
わたしは足踏みしたりするんだ
大丈夫だよ そこに必ず 意味があるから
信じてイエローライト

進める時が 進める時さ
答えを乗せてどこまでも

 

夕日は溶けて愛に変わった
わたしはいつも知っていた

 

 

プロフィール

グループ名:私立恵比寿中学 (通称:エビ中)

個人名 (【】内は出席番号)

結成:2009年

所属事務所:スターダストプロモーション

キャッチコピー:永遠に中学生

↓詳しいプロフィールはコチラから

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MV・曲情報

youtu.be

私立恵比寿中学 with たむらぱん 『イエローライト』(THE FIRST PERFORMANCE)

 

『イエローライト』は昨年開催された、私立恵比寿中学「バンドのみんなと大学芸会2020 エビ中とニューガムラッド」にて初披露された楽曲だ。

 

楽曲はエビ中の代表曲を数々生み出してきた"たむらぱん"こと田村歩美が提供している。

長期休養中だった安本彩花の手書きの歌詞がMVでは使用されており、安本のパートはたむらぱんが代わりに担当している。

(以下、たむらぱんエビ中に提供した楽曲一覧)

  • 「結果オーライ」
  • 「大人はわかってくれない」
  • 「誘惑したいや」
  • 「テブラデスキー 〜青春リバティ〜」(作詞・編曲のみ)
  • 「ポップコーントーン」
  • 「ナチュメロらんでぶー」
  • 「感情電車」
  • 「Dear Dear Dear」
  • 「COLOR feat.ももいろクローバーZ
  • 「イエローライト」

 

歌詞考察

黄色信号

『イエローライト』という楽曲は、分かりやすく言えば”信号”がテーマになっている。

「進め」の意味を持つ青と「止まれ」の意味を持つ赤、その狭間で点滅するのが黄色だ。黄色は青と赤のように「進め」「止まれ」ではなく「進むこともできるし、止まることもできる」と両方の使い方ができる。

基本的には止まるのが正しいが、止まるのが難しそうなら進んでもよしの合図だ。

私立恵比寿中学は2009年に活動を始めてから多くの試練を乗り越えここまで走り続けてきた。

しかし、2020年はコロナで思うような活動も出来ず、さらに安本彩花も長期休養に入る。

この黄色信号がテーマになっているのは、私立恵比寿中学にとって進むことも戻ることも出来ないもどかしい時期だったからだろう。

しかし、この『イエローライト』ではその状況ですらポジティブに捉え、前へ進むための原動力に変えている。

 

立ち止まる

点滅してる 赤と青の間

先ほども書いたように、赤と青の間、つまり黄色信号がテーマになっている。

ここで注目すべきなのは、次の歌詞。

怖がらないで 立ち止まるイエローライト

他のいわゆる応援ソングと呼ばれるジャンルの歌詞では、怖がる対象は「進むこと」が多い。

「恐れずに進もう」というフレーズはよく使われる印象がある。

何かを始める時は「進む」方が怖い。

しかし、何かを始めてしまった場合は「立ち止まる」方が怖くなる。

走り続けてきたエビ中にとっては間違いなく後者に該当するだろう。

これまで続けてきたこと、積み上げてきたことが崩れてしまう可能性があるからだ。

しかし、この曲では「一度立ち止まってみませんか?」と投げかけている。

なぜ、あえて「立ち止まる」方を提案しているのか。

その答えはサビにある。

最高だよって笑うため
わたしは足踏みしたりするんだ
大丈夫だよ そこに必ず意味があるから
信じてイエローライト

進めずもどかしいという気持ちを表す”足踏み”は「停滞」といったネガティブなイメージの印象が強い。

しかしこの場合の”足踏み”は、完全に歩みを止めたわけではなく、着実に足は動かし続けているというポジティブなメッセージでもある。

「大丈夫だよ」と優しく語りかけているのも「その場所でしか見えない景色があるんだよ」と意味を持たせている。

進める時が 進める時さ
答えを乗せてどこまでも

今はまだ進む時ではない。

「立ち止まる」というのは歩みを止めるということではなく、次の一歩のための準備という意味なのだ。

私立恵比寿中学と共に長年歩んできたたむらぱんだからこそ書けた詞だろう。

 

赤が青に変わる

先日の私立恵比寿中学 Best at the moment series「6Voices」を観に行った際、『イエローライト』の曲振りに静かながら力強い思いがこもっていたのが印象的だった。

『イエローライト』の初披露から約3か月後、メンバーの安本彩花の病状も無事回復し、新メンバーのお披露目も近づいている。

どくどく鳴っているんだよ さわぐ血汐が

血汐=赤

騒ぐ=点滅している

夕日は溶けて愛に変わった
わたしはいつも知っていた

夕日が溶ける=赤が終わる

力を溜め続けた私立恵比寿中学の信号が青に変わり、また走り出す。

私立恵比寿中学の第三章が楽しみだ。

(文:つちへん)

 

 

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