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sumika『本音』歌詞の意味を考察してみた!「」(鍵括弧)に込められた友情!!【全国高校サッカー選手権テーマソング】

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バンド名:sumika

メンバー(左→右)

  • 黒田隼之介(Gt./Cho.)
  • 荒井智之(Dr./Cho.)
  • 片岡健太(Vo./Gt.)
  • 小川貴之(Key./Cho.)

結成:2013年

所属事務所:murffin discs

レーベル:Sony Records

MV

 

youtu.be

『本音』は2021年1月6日に発売されたsumikaとして5枚目となる両A面シングル「本音 / Late Show」に収録されている最新曲である。

(なお、先行配信は2020年12月9日より開始されている。)

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第99回全国高校サッカー選手権大会応援歌として書き下ろされた人気曲。日本テレビ系列局および独立放送局などを合わせた43局を指す民間放送43社で放送されている大会中継のエンディングやダイジェストシーンなどで『本音』が流れている。

またもう一方の『Late Show』は、日本テレビ系で放送されている「スッキリ」の1月度テーマソングに起用されることが決まり両A面シングルのどちらもタイアップ楽曲となった。

今回は、そんなsumika『本音』の歌詞に込められた意味を解釈・考察していく。

 

歌詞 

『本音』

アーティスト:sumika

作詞:片岡健太
作曲:小川貴之

 

「ああ辞めちまおうかな」
一人こぶしを握って爪が刺さった


「ああ辞めたくないよな」
本音はいつも君と肩を組んだ後


誰より泣いてきた君だと
近くにいた僕には分かる
きっとこの先もう出会えない仲間だと
奇跡だと
分かるから


走れ走れ走れ
涙より早く
走れ走れ
君と後悔より先へ


ありふれた言葉でも
「大丈夫大丈夫」
共に行こう

挑め挑め
痛み悩み知る君と
醒めない醒めない
夢の続きがまだ見たい


ありふれた言葉だけど
「ありがとうありがとう」
本音だから


「なあ好き勝手いいよな」
心ない事を食らって
影落とす日も


「好きだけじゃないよな」
本音は君が知って
居てくれたらいいさ


柄にもなく熱いメールや
火花が散る喧嘩もしたね
馴れ合いじゃない
面倒でいい
そして僕・君じゃなく“僕ら"になる

巡り巡る
出会いと別れの中で
繋ぐ紡ぐ
他人同士だった僕ら


ベタベタは苦手だけど
時にはたまには
素直になろう

明日はどうなって
明後日はどうなって
未来はどうなってゆくんだろう


明日が雨でも
明後日が嵐でも
探せ繋げ
僕らは


生きていれば辛い事の方が多いよ
楽しいのは一瞬だけどそれでもいいよ

忘れずに憶えていよう
僕らの一瞬を
叫んで行こう


走れ走れ走れ
涙より早く
走れ走れ
君と夢見たその未来(さき)へ


照れるような言葉だけど
「出会えて よかった」
言葉にして
「ありがとう ありがとう」
伝えたいよ


本音だから

本音

本音

  • provided courtesy of iTunes

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Aメロの『本音』

先ほども書いたように、『本音』は第99回全国高校サッカー選手権大会の応援歌として書き下ろされた楽曲である。

スポーツのテーマソング、特に高校の全国大会のテーマソングの歌詞は

」「友情」「努力

この3つのキーワードを絡めて作詞されている。

ただこれまでの他のアーティストのテーマソングに比べて、少しだけ違う点がある。

それは”「セリフ」が多いこと” だ。

「ああ辞めちまおうかな」
一人こぶしを握って爪が刺さった


「ああ辞めたくないよな」
本音はいつも君と肩を組んだ後

sumika『本音』より引用

 冒頭、いきなり「セリフ」から始まる。

 「ああ辞めちまおうかな」という一言でこれまでの努力や苦労、悔しさまで全て表している。そして、次の「ああ辞めたくないよな」でこれからの希望が表されている。たった2つの「セリフ」でスポーツにおける【夢】と【努力】が表現されているのだ。

そしてこのAメロの歌詞では1つ目は”1人”のセリフ、2つ目は”2人”でのセリフとハッキリと対比させている。

1人で抱え込んでしまった時はこれまでの努力や苦労から逃げ出したいと思ったが、歌詞に登場する”君”が支えてくれたことで希望に変わっているのだ。

「なあ好き勝手いいよな」
心ない事を食らって
影落とす日も


「好きだけじゃないよな」
本音は君が知って
居てくれたらいいさ

sumika『本音』より引用

 

2番も同じだ。

周りからの心無い言葉に傷ついても、”君”はそれだけじゃないことを分かっている。

そして僕・君じゃなく“僕ら"になる

sumika『本音』より引用

一緒に夢を追いかけているからこそ、『本音』を話してしまう。

団体競技だからこそ生まれる【友情】を、Aメロの「セリフ」の対比だけで見事に描いているのだ。

 

まとめ

sumikaの楽曲は、聴いている人に語りかけるような口調の歌詞が多い。

それが今回の「セリフ」に繋がったのではないだろうか。

高校生たちが必死になって頂点を目指す姿に歌詞がぴったりと重なる。

『本音』は高校サッカーのテーマソングだが、人生に置き換えてもそれは同じだ。

 夢を追いかける全ての人たちを応援する、最高の応援歌だ。

(文:つちへん)

 

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